事例

単なる利便性の追求ではなく、働くスタッフの幸せを実現すること──それこそが真のDX化だと思います。

インビジョン株式会社様

2022.09.26

「invisionは企業や地域のおダシ屋です」というユニークな理念をモットーに、「仕事って面白い」を体現しつづけてきたおダシ屋・インビジョン株式会社。 人材サービスを中心に事業を展開している同社だが、業務管理にかかる時間の削減や工数のシンプル化を目的にしたDX化には以前から前向きかつ先進的に取り組んでいた。 その中で、さらに自由度を高め、バージョンアップしたいという理由でkintone を導入した。 今回はその詳しい背景と、より実践的かつインビジョンのスタッフがイキイキと活躍するためのDX化の工夫・スタンスなどを、経営企画本部の石井さんと加藤さんに伺った。

さらなる使い勝手の向上や答え合わせを行うために、iTantoを相棒に

取締役/CCOの石井さんと経営企画本部の加藤さん

 

インビジョン社がkintoneを導入したのは2021年4月のこと。

それまでは他のCRMツールを利用していたが、コスト面の問題から乗り換えを検討。数社を比較検討した結果、kintoneの導入に踏み切ったそう。

「何よりも魅力的だったのは“シンプルさ”です。DX化には積極的に取り組んできましたが、私も加藤もITに関する特別な知識は持ち合わせていないので、操作が簡単であることは何よりのメリットでした。
しかし、kintoneで数字の見込み管理などを行う中で“もっと効率的な使い方があるのでは?”と思うようになっていったんです。」と石井さんは当時を振り返った。

状況を改善するために始めたのは、kintoneに関するコンサルティング探し。

何社かに問い合わせを入れて、サービス内容を確認するところからスタートした。

「いろいろとチェックしたのですが、その多くがパッケージ売りでオーダーメイドに近い形で対応してくれるところはほとんどありませんでした。

その中で目に留まったのが、ロケットスタートさんの『iTanto(アイタント)』というサービス。

私たちがどんな事業を展開していて、kintoneでどのようなことを実現したいのかを丁寧にヒアリングしてもらえた上に、3ヶ月後に向けたロードマップも作成してくれて。

実現したい世界観の目線合わせを丁寧にしてもらえたことで、こことなら二人三脚で理想の形を構築できそうだ──と思えたのが、大きな決め手でした。」と石井さんは教えてくれた。

内容をブラッシュアップしたことで、業務スピードと質が格段にアップ!

取締役/CCOの石井さん

  

「月1回、2時間のミーティングの中で、私たちが構築したアプリに対してアドバイスなどをもらうことで内容をブラッシュアップしていきました。

やりたいことを形にするために、アプリの構成やプラグインの使い方、基本機能でない部分に関しても教えてもらえたことで知識量がアップ。kintoneならではの活用方法や秘訣を定期的なミーティングの中で学び、加藤自身もアプリの作成やアプリ間の連携について大きな手応えを感じていたようです。

ちなみにロケットスタートさんは私たちと同じく人材サービス事業も展開しているのですが、それらを管理する上で必要なノウハウも隠すことなく開示していただけたので、より一層作業がスムーズになった印象があります。」と石井さん。

さらに3ヶ月間のサポート期間を経て、実務面にも大きな変化があったという。

「kintoneで行っていた見込みの集計とまだExcelを使わなければいけない部分の見直しや、現場での運用をスムーズに整えていくためのプランを一緒に考えてくれました。

その結果、業務スピードと質が格段にアップ!
アプリに入力をした情報がリアルタイムで更新されるので、営業も作業しやすくなったはずです。

私の中でロケスタさんは、プロジェクトの一員。
まるで社内の人間とやり取りするような感じで、一緒に答え合わせをしていった印象です。

あと、私の成長をたくさん褒めていただけたのもうれしかったですね(笑)」と加藤さんは笑顔で話してくれた。

DX化が進むことで、営業チームや経理チームにも変化の波が!

インビジョンのスタッフのみなさん

 

導入支援が終了して半年以上経った現在、インビジョン社におけるkintoneを通じたDX化はどのように進んでいるのか。
加藤さんに現状を教えてもらった。

「以前は営業に“こんなことできない?”と聞かれたときに、期待に沿えないことが少なくなくて。それは自分の勉強不足が原因だったのですが、知識を身につけることができた今、対応できることがかなり増えました。

なんと最近では営業自身もkintoneの仕組みを理解し始めて、取引先の管理などを率先して行うようになったんですよ。

さらに私たち経営企画本部以外の部署にも波が広がっていて、経理チームでも私たちがつくったアプリをカスタマイズして顧客のステータス管理や入金管理などを行っています。」

デジタル技術を駆使するだけでなく、企業文化や風土といった部分も変化させながら進むインビジョン社のDX化だが“理想の形”を石井さんに教えていただいた。

「単純に利便性を追求するというよりも、スタッフの幸せや働きやすさの向上といった部分に重点を置いて進めていきたいですね。それこそが“仕事って面白い”を体現するおダシ屋である、私たちらしいDX化だと思っています。」

導入支援を経て身につけた知識に働く人たちの想いがプラスされ、インビジョン社のkintoneを通じたDX化は人間味あふれるものに進化していくに違いない。

<編集後記>

インビジョン社のサイトに掲げられている志は「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」。 お話を伺がって実感したのは、まさに同社におけるDX化はここで働くすべての人たちに幸せを感じてもらうために考え、実行されているということ。 「ITに関する特別な知識や経験はない」と話す石井さんと加藤さんだが、他社にすべてを依頼するのではなく自らが学び、動くことで“人の気持ち”を重視したDX化を実現できているのだ。 インビジョン社らしいおダシのきいた独自の取り組みに、これからも注目したい。
*ライター:中野 文香

<取材協力>

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