事例

営業の業務効率アップを目的に始めた DX化が 会社全体の働き方に変化を! 社員の“幸せ”も実現できました

株式会社八洋様

2022.10.27

株式会社八洋は、地域社会に貢献できる「生活インフラ企業」として自動販売機での飲料・食品・物品販売事業、コンビニ事業、電気小売事業、宅配水事業を展開。SDGsが目指す未来の実現に向けて、持続的な成長の実現と中長期的な企業価値向上に取り組んできた。そのような中で同社は、さらなる営業効率の向上と、ベストの自販機設置タイミングを逃さないためのシステム構築に向け kintone を導入。段階的に利用者を増やし、現在は全社で活用するまでに拡大した。実はその際の導入サポートが、ロケットスタートにおける『iTanto』(kintone伴走DX)の原型となっているのだ。今回は執行役員・営業本部 副本部長 兼 販売促進部部長・開発推進部部長である中村さんと営業本部 開発推進部次長の氏田さんに当時のお話と、“小さな規模で導入し、大きく活用”するに至った経緯を伺った。

自己流では突破できない壁を超えるために、導入支援サービスを活用

執行役員・営業本部 副本部長 兼 販売促進部部長・開発推進部部長 中村さん

株式会社八洋が kintone を初めて知ったのは 2017 年、取引先企業が開催したセミナーへの 参加がきっかけだった。

「導入目的の1つに “プロセスマネジメントの本格化”もありました。
kintone を使って客観的事実をもとにしたフェーズ管理を行うことで、『自動販売機のベストな設置タイミングの判断』や『正しいプロセスでの営業対応』などを実現したいと考えていたんです。
社長に相談したところ『ぜひ実現してほしい!』と大きな後押しがあったため、新しい第一歩を踏み出すことができました」と中村さん。

しかし導入直後、想定していなかった壁にぶつかってしまう。

「今まで使っていたサービスのいいところを踏襲しつつ、不便なところは改善したいと考えていました。
しかし、kintoneの標準機能では対応することが難しいこともわかり、導入時にサイボウズさんからの紹介で今までのシステムの使い方を踏襲するカスタマイズをサポートしてくれたロケットスタートさんに、課題が出るたびに相談するようになっていったんです」と中村さんは当時を振り返った。

1つひとつ理解を深めながら、プロセスマネジメントを現実化

営業本部 開発推進部次長 氏田さん

「まずは以前のサービスではできていたのに現在はできていないことや、今後どのようなことをしたいかをロケットスタートの担当者さんに共有。
この頃の私はkintoneに関する知識があまりなかったのですが、そんな自分にもきちんと寄り添っていろいろ丁寧に教えてくれました。
ちなみに当時、既存顧客はもともとあった基幹システムで、新規顧客は kintone で管理している状態だったのですが、営業から両方ともkintoneで見られるようにしてほしいという要望が出たため、外出先でも確認できるようにカスタイマイズ。

1つひとつ話を聞いてくれたうえに様々な選択肢を用意してくれたので、使いやすいものに仕上げられました。さらに、各営業所が展開している自動販売機がどこにあるかを地図上のピンで確認できるようにしたため、効率的に営業できるようになったとスタッフからも好評です」と氏田さん。

着実にkintoneを使った業務効率化を推し進める同社にとって、ロケットスタートはどのような存在なのだろうか。

「担当者さんと二人三脚で開発を進める中で kintone を通じてトライできることが、どんどん理解できるようになっていきました。
まだまだ道半ばではありますが、実は今では他業務までアイデアが拡がってしまい、それらに関するアドバイスももらっているんですよ」と氏田さんは語る。

kintoneアプリ関連図。黄色の箇所がkintoneアプリとなります。

DX化を進めたことで残業時間が大幅減!社員のプライベートにも変化が

自社のkintoneアプリを紹介する中村さんと氏田さん

現場の声を聞き入れながら業務効率化を進める中で1つの手法としてkintoneを導入した同社だが、その結果“勤務時間”にも大きな変化をもたらしたのだという。

「社内決算や報告書、申請書など約100個 のアプリを作成したことで、Excel を使った作業や紙でのやり取りがほぼなくなりました。
さらに kintone のプラグイン『カレンダーPlus』で1日のスケジュール管理や日々の確認もスマートに。
営業はそれまで各種申請や情報共有を帰社後に行っていたのですが、クラウドで空いた時間に作業が進められるようになったため残業時間が大幅に減少。
それと同時にお客様へアクションを仕掛ける機会も増えたんですよ」と中村さんはうれしそうに教えてくれた。

最後に同社の DX化がもたらした効果を中村さんに伺った。

「導入当初は20~30名からスタートしましたが、今は営業だけでなく人事や総務に関する業務にもkintoneを活用しています。
何かを変えようとしたとき、大抵の人は新しいものを受け入れるのに時間がかかるもの。
だからこそ小さく始めて大きく拡げるという私たちの手法は、もしかしたらベストだったのかもしれません。
今では社内全体に kintone を活用する文化が浸透し、効率化に関する一人ひとりの意識が変化。
残業が減ったことで社員から“子どもと過ごす時間が増えた”といった声も届いているんですよ」。

DX 化を通じて着実に“幸せな働き方”をカタチにする同社には、社員の明るい笑顔がこれまで以上に拡がっていくに違いない。

<編集後記>

現在は一人ひとりにノートパソコンが支給されている同社だが、数年前まで全員がデスクトップパソコンを使用しており、営業はリモートで作業を進められない環境だったそう。それが現在ではクラウドサービスである kintone を活用し、働き方を一新!社員のプライベートの過ごし方まで変化が及ぶ改革を実行できている。株式会社八洋のような“働く人の幸せを生み出す DX 化”が多くの企業に拡がり、世の中のスタンダードとなることに期待したい。
*ライター:中野 文香

<取材協力>

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